今、外食ビジネスの一番のライバルは「中食(なかしょく)」であるといわれています。中食とは、家庭内で食べる食事と外食との中間にあたる食事で、テイクアウトの惣菜などを買ってきて自宅で食べることを意味します。中食と勝負するには、外食をしたい、しかも私たちのお店で食事をしたいと思っていただける動機付けを、サービスに盛り込まねばなりません。家庭では味わえない料理、ここでしか得られない空間、接客サービス、それが私たちの目指す「あったら楽しい」「手に届く贅沢」、つまり付加価値なのです。
これらの付加価値を総じて生み出すものは何か…それが「人材」、私たち一人ひとりの力です。そのような「力」を社員が育んでゆけるようにするにはどうすればよいのでしょうか。
「あったら楽しい」を軸に、店舗数が増すなかで、私たちが手掛けてきた様々なサービスの形態を整理し、得意分野を集約した結果、絞られたキーワードが「首都圏ベストロケーション」「ライトフード」「女性」です。外食ビジネスは、時代の変化をリアルタイムでキャッチアップしていく姿勢が欠かせません。先付けの、決められた枠内での発展を求めるのではなく、時代の変遷に対応した柔軟な成長を目標にしていくのが東和フードサービスの企業スタイルです。だからこそ、単に店舗を拡大するというのではなく、社員にとって働きやすく、成長しやすい環境を持ち合わせた事業展開を行っています。
たとえば、キーワードのひとつ、「首都圏ベストロケーション」の背景には、交通網が整備され、集客率がよい場所というだけではなく、職場が首都圏であるということで、食だけではなく様々なトレンドを吸収し、新たな好奇心を持つチャンスが多いという利点があります。職場内だけではなく、職場のある街自体に魅力があることが、そこで働く者の成長を誘引すると考えています。それが首都圏に限定して出店を行うもうひとつの理由なのです。
カフェからスタートし、セルフクッキングで楽しい場を提供するお好み焼・鉄板焼の『ぱすたかん』、「あったら楽しい」をダイレクトに体現したライトフード・レストラン『ダッキーダック』、その人気メニューのスパゲティを独立させた『ドナ』、そして近年生まれた新感覚高級喫茶『珈琲茶房面影屋』など、多業種展開を行う東和フードサービスは、これからの時代に対して今後も新たな挑戦を仕掛けてゆきます。
私たちが求めるのは、何かに打ち込める情熱、知りたい・学びたいという好奇心に溢れる若い力です。自分のためだけの情熱は長続きしないものです。また、情熱を継続して持ち続けるためには、新たなものに対する好奇心が必要です。時代と共にその容貌を変えていく外食ビジネスの面白さをリアルタイムで感じ、そこで生まれる好奇心を糧に、自らの情熱と新たな成長に結び付けていけるような人、労働力としての「人手」ではなく、日々進化することのできる優秀な「人材」を切望しています。
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